正風会とは

About Us

「昭和最後の武道家 故 望月稔」が日本武道を通した教育普及に生涯を掛け、国内はもとより世界にまでも教え導き、今も尚愛され続け受け継がれている本物の武道「正風会合気道」。
正風会合気道は、故 望月 稔 養正館館長が日本傳柔術を研究し、発展させた独自の合気武道です。

〈精神の鍛錬〉

故 望月 稔館長

  • 「精力善用・自他共栄」の嘉納(治五郎)イズムの根本思想および植芝盛平理念
    「和合の道」「生成化育の道」を継承しています。
  • 武道を応用し、礼節と秩序を守り教養を高めることを目指しています。

〈技術の鍛錬〉

  • あらゆる格闘技に対応する稽古法(手技、足技、体技、寝技、捨て身技、当身技)。
  • 運動形態は「球」の動きを理想とします。柔道の故 三船久蔵先生も言われていました。
  • 「型」の制定により、学びやすく解りやすい練習法。
  • 剣術、棒術(香取神道流)も稽古の対象としています。
竜木

神棚に鎮座した《竜の頭(竜木)=流木》のちょっとした逸話を紹介
PDFファイルダウンロード itsuwa_pack.pdf(1.18MB)

正風会の成り立ち

望月 鉄馬最高師範

国際武道正風会は国際武道養正館館長、合気武道望月稔名人の「精力善用、自他共栄」の教育理念を継承普及し人格形成に精進し、武道に親しみ理解を深めながらその質を高め、発展に貢献する。
また、稽古を通じ会員相互の親睦を図ると共に青少年の健全育成にも取り組むことを目的とする。
館長の長男望月拡雄先生(フランス在住)に「養正館」の名称を献上したのを契機に、二男望月鉄馬最高師範、高弟故村井恭一名人、同じく故手塚晃師範と共に先述の趣旨に賛同する者で立ち上げ、以下の定義(信条)をもって組織する会である。

武道の定義

望月稔先生著:【「道」と「戦」を忘れた日本武道にカツ】からの抜粋
「武道とは日本伝統の武術を応用して気育、体育、智育、徳育の総合的訓練により、大和民族的人格完成を期す教育法のことである」

気体智徳の教育法

気 育 「やる気」を育てる。
    積極性を身に付け、更に進んでは不撓不屈の精神を持つことが出来きます。

体 育 自分の身体を鍛える。
    武道による心身の練磨によって、行動は機敏に心身も強靭に鍛えられます。

智 育 物事の本質を見抜く目(洞察力)が養われる。
    「瞬時の判断力」や「多様な発想」ということも、稽古を通して得られる智恵となります。

徳 育 道徳のことであり、「礼」ということに集約さる。
    道場で実践される礼を通して、常に相手を敬う心を持つことが出来る様になります。

望月稔合気道の正統なる継承者

2011年4月17日

正風会会長村井恭一名人と望月鉄馬最高師範が協議の上、下記4名の者に
「望月稔合気道の正統なる継承者」であることを認定証をもって認定した。

吉田 信正 九段   杉山 正 九段

劔持 博章 八段   オージェ パトリック 八段

1988年8月16日

この4名の者は望月稔名人より「奥伝免許」を授与された事も記しておく。

師範紹介

The Teaching Staff

平成21年5月30日

望月稔先生の御霊前・神前での高段者「段証書」授与式等、本部にて

  • 師範 吉田 信正|Nobumasa YOSHIDA

    合気道 九段、日本傳柔術 九段、香取神道流居合道 六段

    国際武道正風会副会長 兼 東京支部長
    日本傳柔術研究会柔徳塾主宰

    1959年 養正館入門

    海外講習指導歴
     ベトナム・イタリア・フランス
     オランダ・ベルギー・ロシア
     オーストラリア

  • 師範 杉山 正|Masashi SUGIYAMA

    合気道 九段、日本傳柔術 九段、香取神道流居合道 五段、柔道 初段

    国際武道正風会副会長 兼 浜松支部長
    浜松市合氣道協会主宰

    1962年 養正館入門

    海外講習指導歴
     台湾

  • 師範 劔持 博章|Hiroaki KENMOTSU

    合気道 八段、日本傳柔術 八段、香取神道流居合道 三段


    国際武道正風会 静岡支部長 本部付

    1971年 養正館入門

    海外講習指導歴
     スイス・イタリア・ドイツ・アメリカ

  • 師範 オージェ パトリック|Patrick AUGE

    合気道 八段、日本傳柔術 八段、柔道 四段、香取神道流居合道 三段、
    空手 二段

    国際武道正風会 アメリカ・カナダ支部長
    International Yoseikan Budo Federation 主宰

    1970年 養正館入門