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稽古心得
武道の目的
「日本伝統の武術を応用して精神と身体を鍛錬しつつ大和民族的人格の完成を期するものである。」(望月稔)
基本姿勢
武道を行う者は「礼と節」を行動規範とし、お互いに人格を尊重し武道の目的である。
「精力善用・自他共栄」をもって人格完成に努めること。
指導者の心構え
指導にあたってはその人の技量に応じて基本に忠実に権威をもって指導すること。我流指導禁止。指導することによって自らの技量向上を自覚し、さらに師にふさわしい人格を備えるべく努めること。
「やってみせ 言ってきかせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ」
正風会礼法「二拝二拍手一拝」と「相互礼」
稽古の始めと終わりに行うこと。
真摯な稽古態度
稽古にあたり気合をこめて真面目におこなうこと。不真面目な態度は怪我のもと。
稽古の手順
1)準備運動
2)受け身 前方回転、後方回転、障害飛び
3)手解き
4)握り返し
5)体捌き
6)基本稽古「かかり6本稽古」
指導者による指定稽古。上級者、初心者合同。
二人~四人グループに分け繰り返し行う。
7)資格別に分かれての稽古
・上級者組(三級以上有段者)
・初級者組(四級以下)
8)居取り稽古